2009年01月07日

仲間由紀恵、山田太一脚本と「格闘」

山田太一“最後の連ドラ” 「ありふれた奇跡」8日からスタート
2009年1月6日(火)8時0分配信 産経新聞

 ■12年ぶり「時代から外れるのが作家」

 脚本家の山田太一さんが12年ぶりに手がけた連続ドラマ「ありふれた奇跡」(フジテレビ系、木曜後10・0)が8日、スタートする。

「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など多くの名作を残してきた山田さんだが、今回の作品について、「僕にとって最後の1本となる連ドラだと思う」と話す。(松本明子)

 「時代の流れが僕の書き方と合わないのかな、と。作家がどの時代にも適応していくということはみっともないことで、時代から外れるのが作家。ただ、テレビドラマに絶望はしていない。まだまだ新しいメディア、希望があるとは思っています。単発ものは書いていきたい」

 12年という長いブランクの理由について、山田さんは淡々と話した。

 「ありふれた奇跡」は、心の傷を抱える2人の男女(仲間由紀恵加瀬亮)がある“事件”をきっかけに知り合い、交流を深めていく姿を描く。

これまでも器用に生きることができない人々を数多く書いてきたが、今回は「マイナスを背負った男女の話ですが、最後は希望で終わる」。新しい試みとして「キャラクターをくっきりさせないように、リアリティーのなさ」を強調しているという。

 主演の仲間については「華」、テレビドラマ初出演となる加瀬については「いまの社会に適応できない、できなさそうな部分を持っている人かな」と分析する。

 現在、74歳。貧しかった戦中戦後を過ごしてきた。「今は奇跡のような時代なのに、どうして自殺者が年間3万人も出るんだろう」と素朴に感じる。そうした疑問が作品につながった。

 前クールの連ドラ「風のガーデン」の倉本聰さん、亡くなった向田邦子さんらと並び戦後のテレビ界を代表する脚本家の一人である。

ここ10年の間にも単発作品「星ひとつの夜」(フジ)「本当と嘘とテキーラ」(テレビ東京)などの佳作を残している。

 「63歳のとき、10年後は死んでいると思ったけど、生きている(笑)。僕は携帯のメールなどはまったくやらないのですが、テクノロジーというものは倫理がなく、歯止めが利かない。いつか人間が壊れてしまうときがくるのではないかと思ってしまう。年寄りの愚痴かもしれませんが。時代とともに風俗は変わっていくが、人はそうは変わらないでしょう。そこを信じないと書けないし、せりふも出てこない」

 「ありふれた奇跡」は、そんな思いを胸に臨んだ作品である。

★★★

仲間由紀恵、山田太一脚本と「格闘」
2008年12月24日(水)8時0分配信 サンケイスポーツ

 脚本界の巨匠が“渾身”のラブストーリーを描く−。来年1月8日スタートのフジテレビ開局50周年記念ドラマ「ありふれた奇跡」(木曜後10・0)の制作発表が23日、都内で行われた。

 W主演する仲間由紀恵(29)と加瀬亮(34)ら出演者に加え、97年のTBS系「ふぞろいの林檎たちIV」以来、12年ぶりの連ドラとなる脚本家の山田太一さん(74)が出席した。「最近は若い人を中心としたドラマが多く、私の出る幕はないと思っていた」と山田さん。オファーを受けた際、昨年手がけて、手応えを感じた同局系スペシャルドラマ「星ひとつの夜」と同じスタッフが参加すると聞き、引き受けた。

 山田さんは「これが最後(の連ドラ)だと思い、私なりのラブストーリーを書きたいと思います」と、脚本家として“集大成”の決意で臨むことを明かした。一方、演じる仲間は、脚本について「例えば、さりげない『うん、そうだね』というせりふにも、深い意味を感じる。撮影現場では毎回、“言葉の重さ”と格闘しています」と山田さんとの真剣勝負に胸をときめかせている。

山田太一氏最後連ドラ「ありふれた奇跡」
加瀬亮さん(ありふれた奇跡)★山田脚本 大切にしたい

山田太一氏、仲間&加瀬でラスト連ドラ
posted by ぴかまま at 19:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビドラマ
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