2009年01月13日

【連ドラ情報】新大河ドラマ『天地人』も好発進 多彩なジャンルがそろった冬ドラマ

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【連ドラ情報】新大河ドラマ『天地人』も好発進 多彩なジャンルがそろった冬ドラマnikkei TRENDYnet1月13日(火) 11時 3分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合

 新年を迎え、ドラマも新番組が続々とスタートしている。テレビ誌などにドラマ評を執筆してきた萩原まみさんに冬ドラマの注目ポイントを伺った。

 昨年の後半は民放連続ドラマの失速が目立ち、NHK大河ドラマ『篤姫』だけが気を吐いていた印象だが、2009年の先陣を切ったのも大河ドラマの『天地人』だ。1月4日放送の第1話は視聴率24.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)と、『篤姫』の初回を超える勢いを見せた。

 新年とあって、民放も気合十分。山田太一が久々に連ドラの脚本を手がける『ありふれた奇跡』(フジテレビ系)、人気コミック原作に亀梨和也が挑む『神の雫』(日本テレビ系)、鉄板ともいえる人気シリーズ『特命係長・只野仁』(テレビ朝日系)など、さまざまなジャンルの華やかな作品が並んでいる。では、注目作を詳しく紹介していこう。

 まず、既に放送が始まっている『天地人』(NHK総合)は、昨年、平均視聴率24.5%を記録した『篤姫』の後を受け、順調な滑り出し。ただ、通常、前クールに放映されていた作品の人気が高いと「今度は最初からちゃんと見よう」と考える人が増えるため、初回の数字は稼ぎやすい。問題は、そのまま継続して視聴者を引きつけ続けることができるかどうか、だ。

 主演を務める妻夫木聡は、『ブタがいた教室』『感染列島』など映画主演作の公開も相次いでおり、人気、実力ともに申し分なし。心配なのは、直江兼続という人物の知名度が大河ドラマの主人公にしてはかなり低い点だろう。

 舞台となるのは、大河でも何度も取り上げられている“ドラマになりやすい”戦国時代だが、たくさんの武将が入り乱れ、天下取りの攻防を繰り広げるため、歴史に詳しくない視聴者が軽い気持ちで見ていると話の流れについていけなくなる可能性がある。『篤姫』の場合は、激動の時代を描きつつも、1人のカリスマ性の高い女性が軸になっていたので、非常に分かりやすい内容に仕上がっていた。また、血なまぐさいシーンが少なかったことも、食事時のお茶の間に適していた、といえる。

天地人』の配役を見てみると、石田三成役に小栗旬、上杉景虎役に玉山鉄二、真田幸村役に城田優と、いわゆるイケメン俳優がズラリ。

おバカキャラでブレイクし、紅白歌合戦出場を果たした上地雄輔も小早川秀秋役で出演する。

直江兼続と、北村一輝扮する主君の上杉景勝の間には、ほのかにボーイズラブ(男性同性愛を題材にした創作物)の香りも漂う。さすがにそれは深読みだとしても、女性ファンを取り込みたい、という強い意気込みの伝わるキャスティングだといえる。

 女優陣も、淀役の深田恭子に加え、長澤まさみ相武紗季比嘉愛未といったフレッシュな顔ぶれがそろっている。

 脚本を担当するのが、2007年のNHK連続テレビ小説『どんど晴れ』小松江里子だということを考えると、かなりベタで明るいストーリーが期待できそうだが、果たして『篤姫』の重圧をはねのけ、大河ドラマ復活を決定づけることができるか?

倉本聰が山田太一にバトンを渡した木10時枠

 若手人気俳優を中心にキャスティングしたNHK大河ドラマに対して、民放ながら、しっとり、しっかりとした大人向けのドラマを見せてくれそうなのがフジテレビ系の木曜夜10時の枠だ。前クールの倉本聰脚本作品『風のガーデン』も好評だったが、冬ドラマには山田太一脚本の『ありふれた奇跡』が登場する。『岸辺のアルバム』(東京放送)などで知られる山田太一が民放の連ドラを手がけるのは『ふぞろいの林檎たちIV』以来、実に11年ぶりのこと。偶然出会って引かれ合っていく若い男女と、それぞれに心の傷を抱えた人々の交流を描くヒューマンラブストーリーで、仲間由紀恵、加瀬亮、風間杜夫、戸田恵子、松重豊、陣内孝則、岸辺一徳、八千草薫らが出演。『それでもボクはやってない』など、映画畑で活躍する加瀬亮が初出演となる連ドラでどんな演技を見せてくれるのかも楽しみだ。

 もう1人、脚本家で気になるのは野島伸司。『高校教師』(TBS系)などのシリアスな問題作で知られているが、『愛しあってるかい!  』『101回目のプロポーズ』(ともにフジテレビ系)などのラブストーリーやコメディも得意としている。今回の『ラブシャッフル』(TBS系)は、高級マンションに住む男女4人が運命の人と出会うためにそれぞれの恋人を交換するという設定で、いまどきの恋愛事情をアップテンポに描き出す。マンションの住人に玉木宏、香里奈、谷原章介、松田翔太、その恋人たちに貫地谷しほり、DAIGO、吉高由里子、小島聖。昨年、「うぃっしゅ」でブレイクしたDAIGOの連ドラ初出演も話題を呼びそうだ。

秋に引き続きミステリー&サスペンスにも注目

 秋ドラマではミステリーやサスペンスが人気を集めたが、冬ドラマで注目のサスペンスは『トライアングル』(フジテレビ系)。新津きよみの同名小説が原作で、25年前に殺されたはずの少女が現れるというありえない展開で視聴者を引きつける。出演者も、江口洋介、広末涼子、稲垣吾郎、相武紗季、小日向文世、大杉漣、谷原章介、佐々木蔵之介、堺雅人と、主演クラスの豪華な顔ぶれ。

 菅野美穂主演の『キイナ〜不可能犯罪捜査官〜』(日本テレビ系)は女性捜査官・キイナが不可解な難事件を追う刑事ドラマ。同局のバラエティ番組『特命リサーチ200X! 』『ザ!  世界仰天ニュース』で取り扱った実際の事件をベースにしているところがユニークだ。

医療もの、イケメン、コミック原作、時代劇など、多彩なジャンルがそろった

 定番の医療ドラマでは、医大の法医学ゼミの5人の学生の成長を描く『ヴォイス 命なき者の声』(フジテレビ系)。メインキャストには『篤姫』の小松帯刀役で一皮剥けた感のある瑛太、石原さとみ、生田斗真、遠藤雄弥、佐藤智仁の若手実力派をバランスよくそろえた。約3年ぶりに女優復帰する矢田亜希子にも注目。

 イケメン勢ぞろいの学園ものは『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)。水嶋ヒロ、榮倉奈々、佐藤健、山田優、向井理、岩佐真悠子、谷村美月ほか、旬の若手やこれから人気が出そうな俳優をチェックしたい向きにおすすめだ。

 人気コミック原作で気軽に楽しめそうなのが『神の雫』(日本テレビ系)。主演はKAT-TUNの亀梨和也。『ハチワンダイバー』(フジテレビ系)などコミックものがよくハマる仲里依紗、ほかにも戸田菜穂、内田有紀といったきれいどころも出演する。

 やはりコミック原作で、映画版も人気の『特命係長・只野仁』(テレビ朝日系)のシーズン4は、これまでの深夜枠から9時に時間を移しての放送。高橋克典、櫻井淳子、永井大、蛯原友里、三浦理恵子、梅宮辰夫といったおなじみのメンツがそろっているが、ゴールデンだけにお色気度は少し控えめになるかもしれない。

 『銭ゲバ』(日本テレビ系)は、評価が分かれそうな異色作。ジョージ秋山が70年代に発表したコミックスが原作で、不幸な生い立ちから金の亡者となって殺人を繰り返す主人公に松山ケンイチが扮する。脚本を手がけるのはNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』が代表作の岡田惠和なので、ヒューマンドラマふうにアレンジされる可能性も。

 時代劇ファンには『必殺仕事人2009』(テレビ朝日系)を。東山紀之、松岡昌宏、大倉忠義の三世代のジャニーズ共演が話題だが、藤田まこと、菅井きんといった懐かしい顔も登場する。

 日曜劇場の『本日も晴れ。異常なし』(TBS系)は、サブタイトルが「南の島 駐在所物語」。沖縄の波照間島をモデルにした架空の離島を舞台に、坂口憲二扮する駐在さんと島民たちのふれあいを描くほのぼの系だ。共演は松下奈緒、前田美波里、夏未エレナ、青木崇高、青山倫子ほか。前編沖縄ロケの美しい風景と、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』の脚本家、藤本有紀のテンポのいい掛け合いに期待したい。

 今回の冬ドラマの特徴はジャンルもさまざまで傾向が読み取りづらいところ。不思議なもので、学園ドラマの多いクール、医療ドラマばかりのクールと内容が被りがちなのだが、今回は見事に偏りがない。きっと自分好みの1本が見つかるはずだ。

著 者

萩原まみ(はぎわら まみ)

フリーライター。『テレビブロス』(東京ニュース通信社)にて「あらま美形」を7 年間連載、インタビューしたイケメンタレントは約200人! その一部は『あらま美形カタログ』として単行本化。連ドラの第1回はほぼ全部、面白そうな作品はほぼ全話見ている。ムーミンのコレクターとしても有名で、セクシュアルマイノリティにも詳しい


posted by ぴかまま at 19:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビドラマ
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