2009年11月29日

NHK:ドラマ「坂の上の雲」 露中仏英でロケ、けた外れの大作−−29日から第1部

NHK:ドラマ「坂の上の雲」 露中仏英でロケ、けた外れの大作−−29日から第1部

 ◇3年で3部13回放送

 歴史作家の故・司馬遼太郎の代表作の一つ「坂の上の雲」をNHKがドラマ化。29日(午後8時)から第1部(5回)が始まる。

3年余に及ぶ長期制作で、全3部13回の放送は3年がかり。国内各地はもとより、ロシアや中国、フランス、イギリスでもロケを行うなど、通常のドラマとはけた外れの大作だ。

 物語の舞台は明治。主人公は海軍軍人・秋山真之(さねゆき)(本木雅弘)と兄で陸軍の好古(よしふる)(阿部寛)、俳人の正岡子規(香川照之)だ。

開国間もない日本が大国ロシアとの戦争に勝ち抜き、世界の列強に肩を並べる近代国家へと変貌(へんぼう)してゆく姿を描く。

 司馬の生前から映画やドラマ化を求める声はあった。事実、「竜馬がゆく」「国盗り物語」など、司馬の作品の多くがドラマとなっている。だが、司馬は「坂の上の雲」については映像化の申し出を断っていた。「戦争賛美と誤解されると思っておられた。NHKの大河のスケールではとても描ききれないだろうとも」。

ドラマ化の最初の段階からかかわってきた西村与志木・エグゼクティブ・プロデューサーはそう振り返る。

大河を大きく超えたスケールと、「戦争賛美」とはとられない脚本を用意することで、遺族や関係者の了解を得た。

 ドラマ独自の工夫もする。

子規の妹で、原作にはさほど描かれない律(菅野美穂)を重要な役どころに配した。物語の柱の一つである旅順要塞(ようさい)を巡る戦いでも、司馬の没後に進んだ研究などを参考にしつつ、より史実に近い形を追求する。

 本木が撮影中、ドラマの仕事はこの1本に限るなど、出演者の思い入れも強い。

また脚本を担当していた野沢尚が04年に急逝したことで06年の放送開始予定が大幅に遅れるなど、紆余(うよ)曲折があっただけにNHK側の感慨も深い。

西村は「映画、テレビ界でこれを作りたいと思った人がどれほどいることか。日本の映像界を代表して作らせてもらっている。変なものは作れない」と話している。【栗原俊雄】

★★★

NHK大河ドラマ:「天地人」の最終回視聴率は22.7%

 NHK大河ドラマ「天地人」(22日が最終回)の放送期間中の平均視聴率は、関東地区で21.2%(関西地区20%)だった(ビデオリサーチ調べ)。最終回の視聴率は同22.7%(関西地区19.4%)だった。



posted by ぴかまま at 07:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビドラマ
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