2010年04月04日

「ゲゲゲの女房」ヒロイン・松下奈緒が奏でる家族愛…インタビュー

「ゲゲゲの女房」ヒロイン・松下奈緒が奏でる家族愛…インタビュー

「やられっぱなしじゃ、つまらんですけん」。

漫画が売れず夫に活を入れるこのセリフが好きだという松下奈緒 NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(月〜土曜・前8時)でヒロインを務める女優・松下奈緒(25)が、スポーツ報知のインタビューに応じた。

漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるさんと妻・武良布枝(むら・ぬのえ)さんをモデルにした夫婦の物語。

見合いから5日で結婚、極貧の中をへこたれずに生きたヒロインと懸命に向き合い、演技や結婚観に変化が起き始めたという。音楽家でもある松下は、この役を演じる中で生まれた曲を布枝さんに贈ることも明かした。

 今作から放送時間が15分繰り上がり、松下は午前8時スタートの初代ヒロイン。3月29日の初回放送の視聴率は14・8%(関東地区)、10・1%(関西地区、ともにビデオリサーチ調べ)と東西ともに過去最低だった。周囲の心配をよそに、本人はまったく意に介していなかった。

 「夫婦、家族のあり方など“引っかかり”がたくさんある作品。ほっとできる、心が温かくなる。作品の良さは必ず伝わると思っています」。撮影開始から4か月がたち「現場では、もうひとつ(演技を)粘る。これまでやってきたことに間違いはない」と胸を張る。

 放送第1週はヒロイン・布美枝(ふみえ)の幼少時代が描かれた。5日から松下が本格登場。半年間、出ずっぱりになる。女優として尊敬する山口智子は88年の朝ドラ「純ちゃんの応援歌」で一躍人気者になった。

 「私にとって朝ドラといえば山口さん。ヒロインはあこがれだったぶん、いまだに信じられない気持ちも。喜びと、プレッシャーが若干」。一方で「はつらつとしたこれまでのヒロイン像とは少し違う印象。ストーリーは明るい。そのなかでひたむきに、けなげに生きる。ここは最後までブレてはいけない」と役をとらえている。

 水木さんの妻・布枝さんの同名自伝が原案。東京に住む水木さんと島根の布枝さん。2人は見合いから5日で結婚。収入はわずかで、苦しい生活が続くが、布枝さんは漫画を手伝うなど、夫を支える喜びを見つけていく。

 「私なら5日での結婚は絶対に無理だと思いましたが、今は違います。結婚から始まるラブストーリー。互いの知らないところを発見する、自分たちで毎日を作り上げる。貧乏でも、こんな結婚生活なら生きている感じがすると思いました」

 感じたことのなかった“母性”も芽生えた。水木夫妻にはやがて2人の娘が誕生。松下は初めて母親役を演じる。長女役の赤ちゃんとの撮影は「もう大変! 泣きやんでくれないとショック。私、お母さんになれない」と笑う。「でも、かわいくて仕方ない。ハイハイしてどこかに行っちゃったら私が助けなきゃ、と。守るべきものがいる母親の強さ、自覚が自然とわいてきました」。監督には表情が優しくなったと言われた。

 音楽家としてピアニスト、作曲家、歌手でもある。水木夫妻と対面し、布枝さんに「いろんなことを乗り越えてこその柔らかさ、落ち着き」を感じた。そんな布枝さんを演じられる喜びをいま、ピアノで曲にしている。

 「演技中にわき上がるいろんな感情をひとつも忘れたくない、残したい、布枝さんに伝えたい。私にしかできない音の贈り物を見つけました。今しか書けないメロディー」。書きためた数曲ある作品のひとつは「さよなら、ありがとう〜父の背中」というタイトル。嫁ぐ娘の家族への思いを、ゆったりと優しい音色で表現している。

 演じることと音楽に同時に取り組むことは、まっさらな気持ちになり、相乗効果が生まれている。演技に対するどん欲さも一層、強くなったという。

 「半年以上、大勢で一緒に作り上げるのは初めて。大変なことは多いけど、先にある楽しみや喜びのため、今やらないでいつやるのか。『やりきった』という思いで終われれば」。力いっぱい大役と向き合い、さらに飛躍しようとしている。
(2010年4月3日06時05分 スポーツ報知)

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